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2012年9月

2012年9月23日 (日)

花のある風景 フランスその2

7月のフランスの旅行中、リヨン近郊のバラ園を訪ねた。

バラ園といっても、バラの咲いている公園ではなく、

営利栽培しているバラの生産者さんの農園である。

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広い敷地に整然とバラが植えられている。

残念なことに暑い7月とあって、咲いているバラは少なかった。

日本の園芸品種のバラにおいて、まだまだイングリッシュローズが主流をきわめている。

最近やっとホームセンターなどでも、フランスのバラの苗を見かけるようになった。

KIZUNAも同様だけれど、フランスのバラには明るい日差しがよく似合う。

しっとりとしたイングリッシュガーデンの中に咲くイングリッシュローズの美しさ

(そういうわたしはまだ、英国に行ったことがないので、あくまでイメージだけれど)

とは違って、フランスのバラはふくよかな絵画のようなイメージを抱かせる。

そして何か芯の強さのようなものを感じさせる。174

リヨン旅立ちの朝、ホテルのロビーに集合すると、

同行者のひとりが前の日にバラ園でいただいたバラを、

こんなきれいな花束にして階段を降りてきた。

さすがである。パリまで大切に持って帰ることにした。

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パリのフローリストの大御所、ジョルジュ・フランソワ。

何時訪ねても、店内は素晴らしい花にあふれている。

リヨンから持ち帰った小さな花束は、ムッシュ フランソワへのおみやげに。

リヨンからの香りのプレゼントである。

どういう場面でも、花がそばにあるというのは、

ことのほか人を幸せにさせてくれる。

たとえ一時の旅の途中でも、例外ではないようだ。

ジョルジュ フランソワ

http://georgesfrancois.com/

2012年9月22日 (土)

花のある風景 フランスその1

7月に花業界の人たちと訪れたフランス。

旅はかつて訪ねたところでも、同行者が違えば新しい発見に出くわす所がいい。

やはり必然的に花のあるところに足が向いてしまう。

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ヴァンドーム広場、ホテル・リッツロビー。

パリのフローリスト VARDA の装花。

アートフィッシャルフラワーとフレッシュが一体となった構成。

上部の大きな枝はアート、

下部のサンダ―ソニア、胡蝶蘭などは試験管型の花器に活けられていた。

フランスらしい豪華なインテリアの中に、

空間と一体となった美しい存在感を示していた。

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マレ地区にあるフローリスト、L'artisan Fleuriste。

お店の前に赤いかわいい車が。

お店のイメージとちょっと違う感じだけど、

こんな車から花を抱えたギャルソンが出てきたらなんて、

思わず想像してしまうくらいとてもキュート。

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La Bonne Maison 

リヨン郊外にある、プライベートガーデン。

そもそもKIZUNAを日本へプレゼントしてくださった元となった、

フランス、オールドローズ協会の創設者であるマスクリエさんの庭。

個人宅とは思えぬ、広さ、美しさ。もちろんバラの種類のすばらしさは言うまでもない。

残念ながら、真夏のこの季節は咲いている花は少ない。

とは言え、バラ、クレマチスなど所々花をつけ、緑の中でとても愛らしい

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このメゾンと呼ぶにふさわしいお住まいの周りに、

いくつかの表情を違えたように作庭されていて、

ちょうど散歩でもするようにお庭を一周することができる。

ほんとうに心地の良い、手の行きとどいた見事な空間である。

ぜひ、訪ねてほしいと思う。

サイトから訪問の予約をする必要があり、

我々が訪れた真夏は、庭を公開していないのでどうぞご注意を。

La Bonne Maison

www.labonnemaison.org      

2012年9月 9日 (日)

切り花のKIZUNA販売について

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切り花になったKIZUNAです。

日本の暑い気候のせいか、

国産の切り花のバラは、花の大きさが通常に比べ小さくなります。

KIZUNAも花の直径が5,6センチと、とてもかわいらしい。

花数は一本の枝に、4,5輪のものから、

2,3輪付きのものまであります。

色はやさしいアプリコット咲き。香りはふくよかなアニス香。

まだまだ、少しの量の出荷になります。

KIZUNAを仕入れてくださったお花屋さんを、

facebookでお知らせしています。

渋谷のナルセフローリストには、早くも入荷を知ったお客様が、

買いに来てくださいました。

また八王子の多摩花売所では、KIZUNAの物語を聞いて、

10本も買ってくださったお客様がいらしたそうです。

facebookのアドレスはこちら。

http://www.facebook.com/charity.roze.kizuna

ひとりでも多い方たちに、

ぜひKIZUNAを見ていただきたいと思っています。

2012年9月 1日 (土)

この夏のランジス市場

7月に、お花の業界の人たちとフランスを訪れた。

それも、生産者、市場の人、資材関係者など、

花屋を含め、色々な立場の個性的なメンバーが集まった。

花業界の人間としては、やはりランジスは外せないというこで、

早起きをして、訪ねた。

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このエリアは、パリ近郊で花栽培をしている生産者が、

自ら花を持ってきて売っている。

このシステムなら、花屋の声もダイレクトに伝えられて、

うらやましい!

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バラもきれいに積み重ねて売られている。

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ここは、お花の某雑誌に取り上げられた、バラ生産者のブークルー。

ピエールドロンサールなど、園芸品種も切り花用に栽培している。

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ミックスブーケになったものをブークルーで発見。

こんなすてきなブーケが卸で買えるなら、

パリのフローリストは手間いらずだな。

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パリスタイルはやはり、グリーン使いがポイント。

グリーン専門の卸も。

私たちといえば、思い思いにブラブラ。

それぞれ収穫の多い見学だったようだ。

わたしは、ランジスの訪問は3年ぶりになる。

残念なことに夏休みを利用した見学なので、

前回も今回もバカンス時期にあたってしまった。

でも、こうして振り返ってみると、

3年前の写真も今年の写真も同じだった。

お花が変わっていない。

日本の市場で3年もたっていれば、

市場で扱われる花は、大きく変化している。

新しい品種が現れ、同じ花でも改良されている。

あらためて、日本の花生産者の実力を見た気がした。

そして、私たち日本の花屋は花に関して、

ずい分恵まれているんだなと感じた。

パリ、パリ、パリと追いかけてきて、

いつの間にか、日本はこんなにすごくなっていたんだ。

日本のフローリストたち、がんばらなくちゃ!

もう、パリを追いかけてる時代は終わったのかもしれない。

でも、パリスタイルも素敵なんだよね。

お知らせ

9月3日、アリエールクールに、

切り花のKIZUNAが入荷します。

静岡の後藤バラ園さんに作っていただいたKIZUNAです。

マルセーユの輝く日差しの中で生まれたKIZUNAが、

富士山の裾野の美しい水で育ちました。

夏のバラなので、花はほんとうにかわいらしく、

でも、色はあのアプリコット色をしています。

スプレー咲き(ひとつの茎に数輪の花をつけたもの)に、

仕立ててあります。

3日、午後には店に飾られていると思います。

ご覧になるだけでも、もちろんかまいません。

ご来店をお待ちしております。

また、NPO法人チャリティローズ絆も、登記を終え、

いよいよ本格的に活動開始です。

今後とも、KIZUNAの活動へご支援よろしくお願いいたします。

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